35歳を超えた辺りから

聴覚過敏がひどくなり、隣家のテレビの音がはっきり聞こえる程になりました。耳鼻科のお医者さんに訴えても心療内科を紹介されるだけ。耳にいいと言われている事は片っ端からやりましたが、どんどんひどくなる一方でした。耳栓も買いましたが、着けると余計に音が響く気がしてすぐに使わなくなりました。上の階で夜中に洗濯機を回す音に夜も寝られず、さらに横のビルの外壁工事が始まり、もう引っ越すしかない時にトマティスの存在を知り、体験レッスンを受けました。それは不思議な感覚でした。音が身体の中を流れて響きます。決して悪い気分ではありません、むしろやっと呼吸ができる、そんな気分でした。1時間聴き終わった時には今まで感じた事のないスッキリした気分で、周囲の音も気にならなくなり、トレーニングを受講しました。聴覚チェックではそうとう小さい音まで拾っていると言うことが解り、「耳の良すぎる人は大変ですね」と言う言葉が胸に沁みました。トレーニングは半分センターで、半分自宅で実施しました。とは言え、昼間は騒音で一杯の時期なので、公園に機械を持ち出したり、図書館でそっと聴いたりしました。音と一緒にいるのは楽しい事でした。夜も騒音を気にせず寝られるようになりました。心から感謝しています。 30代女性

 

子供と一緒に受けました。

子どもは発達障害です。腹はくくれていて、彼の将来を見ながら、ムリさせず、彼が楽しく学べる場所を選びながら育てていました。家族の仲も良く、笑顔の多い家庭です。自分のトレーニングを受けてみて、心が常に子どもの事で一杯で、自分の事を考える時間がぜんぜん取れていなかった事に気がつきました。(トレーニングは)子供たちを送り出してから1人音楽を聴きながら公園を散歩していました。散歩だけでは落ち着けなかった気持ちが、音楽の力か、とても穏やかになりました。元気も出ました。新しい事を始める気持ちも湧いて来て、今は地域の発達障害の子供たちサークルのボランティアをしています。ありがとうございました。 50代女性

 

仕事場の隣のデスクの同僚が

立てるシャーペンのカチカチ言う音が気になって止まらなくなりました。トレーニングを受けたら、流せるようになりました。呼吸も止まっていると言われて、毎日3回3分深呼吸をするようにしました。早い深呼吸はもっとはあはあしてしまうので、ゆっくりした深呼吸ですよ、と言われて、ゆっくり吸う事も吐く事もできていなかった自分に気がつきました。仕事をしながら頭の中でトマティスの音楽を思い出していると調子が良くなります。不思議ですが本当です。   30代男性