耳と声で暗記しよう

縦縦ちょんちょん横ちょんちょん、横横横に縦ちょんちょん。
今でも覚えています、これは「業」という漢字を覚える時に使った言葉。
4拍子で声に出して読んでみてください。
一、二、三、はいっ
縦縦ちょんちょん|
横ちょんちょん(一拍休み)|
横横横に|
縦ちょんちょん(一拍休み)
リズムで読めました?

トマティスでは音楽をトレーニングに使うわけですが、リズムとメロディが気持ちを揺さぶり、注意集中をあげ、緊張を下げていくわけです(プラス、トマティス独自の仕組みが助けています)。
日常の言葉にもリズムとメロディがプラスされれば。
暗記って、もっと簡単になります。

ある落語で「平林」が読めない八っつぁんが
「ヘーイりんか、ヒラりんか、一八十のもくもくか?」と言うところがありますが、こんなのって、漢字が苦手な子には「わかるわかる」「あるある」ですよね。親しく感じられるのでは。

耳と声で暗記するときは、よく聴くことが大事。
そうでないと、目と口だけの作業になって、「それで、なんだっけ?」ってなりがちです。
小中学校で音読の宿題って結構出ますが、あれも中途半端ですね。目と口だけで10回読んで何になるのかしら、覚えるとでも? と息子が小学生の時に大いなる疑問でした。
ですのでウチでは、毎回違う雰囲気のお話(楽しい、悲しい、こわーい、面白い、早口、ゆっくり、昔話風になどなど)として読んでもらったり、一番出来の良い読み方を舞台(テレビ前に椅子など置いて簡単に)に登場して読んでもらったり、短い話なら暗唱してもらったり、と、「よく聴きながら」楽しめるように頑張っていました。
楽しくないことは、なかなか学べません。
楽しいことなら、結構頭に残ります。
私の「業」の覚え方みたいにね。

皆さんも楽しい暗記を。
苦手な子にはフォーブレインがありますよ(宣伝)