すでに全てのトマティス指導者用講義は履修している私ですが、情報は日々新しくなり、トマティスのトレーニングに対する考えも年々変化している事を踏まえ、去年の春に引き続き今年も10月にlevel3の講義を履修し直して来ました。

聴覚チェックの読み取り方のおさらいと、そこからどうプログラムを組んでいくかという事がメイン。何がどうなって現在の困難があるのか、それは何をプラスし、何を減らす事で改善されるのか。それをどうプログラムに反映させるのか。大変濃い4日間でした。

講義してくれるのはオーストラリアのDr. Nicoloff。彼女は臨床心理学者であり、トマティスに40年のキャリアを持つ指導者ですので、今の私が最も学びたい方です。
今回の講座を共に受けたのはニュージーランドで感覚統合アプローチのトレーニングセンターを持っている上に薬剤師でもある方。科学者であるので、一つ一つの事象に対して「これはここでこうなるから、これを選ぶことが必要、これであってますか?」 という感じで完全に言語化して確認してくださり、横で聴いていて大変ありがたかった日々でした。
二人の会話にはどんどん化学物質、脳内物質、ホルモンなどの専門用語が出てくるので、私の脳内は「あっ、それ聞いたことある、なんだっけ、ああ、日本語でコレか」「う、それはなんだ? この流れで行くとこれであるはず。ああ、カタカナと発音が違うのか!」など大変忙しく、ヘトヘトにもなりましたが、正しい知識が欲しくて行っているわけですから、大変満足のいく4日間でした。

とりあえずご報告でした。