旅行好きなので、今まで色々な国を旅しました。
主に暑い国であるトルコ、スペイン、イタリアで、日没後の街に子供がいっぱい出てて、サッカーしたりして遊んでいるのをみてびっくりした記憶があります。
スペインはまだシェスタ(お昼寝)の習慣も残っている国ですから、涼しいうちに起きて働き、昼ごはん後はしっかり休息をとり、少し陽が傾いた頃からまた活動を始める、というルールが生きているのでしょう。大人もそんな感じなので日没後、子供たちは夕食を食べ、それから外に出てひと遊びする、という習慣。暑い地方では合理的といえます。

日本もどんどん暑くなってきていて、熱中症に気をつけてくださいとか、昼間は外に出ないでクーラーをつけてお過ごしくださいとか、NHKを見ているとそんな注意喚起が毎日何度も流れます。実際に熱中症で救急搬送される方も亡くなる方もいらっしゃるので、本当に注意は必要です。

では子供たちの夏休みをどう考えるか。
昼間の屋外が暑くて危険だからと室内にいることが多くなるとしたら、少し日没後に安全に遊べる仕組みを考えてもいいのかも知れない時期だと思います。

当たり前ですが夜は犯罪の危険が増します。遊びに来る時も、遊んでいる最中も、遊び終わって家までの帰り道も、保護者に無事手渡すまで安全確保はどれほど注意してもしきれないことだと思います。
場所の確保も難問です。公園みたいに出入り口がいくつもあり、一般の人も入れる場所では安全確保に相当手間がかかります。
トイレの安全も大切です。隠し撮りカメラなんか置けない場所がありがたい。
そう考えると、学校の校庭開放を夕方夜にしてもらうというのは一つの方法、と考えてみました。

PTAの親父の会(夜なので男性の方が安心感があります)がしっかりしていて、夕方は無理にしても夕飯後1.5時間くらい校庭開放に付き合ってくれるメンバーと、お迎えに来れる家族がいる、または帰り道安全な場所まで送り届けるメンバーが確保できるなら。
夏休みに数回だけで構わないので、日没後の少しでも気温が下がってから、子供達が体をしっかり動かせる場所を確保できたら、というか、もう確保するしかない時期に来てるのでは。

夜の学校、校庭だけとはいえ特別だし、子供たちはドキドキワクワク、盛り上がることは間違い無いですよ。
現役PTAの皆様、ご参考にどうぞ。