梅雨だったり、梅雨明けだったり、大雨だったりと忙しい時期。
5月からすでに暑さが続くようになって、しかも湿気の多い日々、まるで亜熱帯のような温度湿度に、バテバテの方も多いかと思います。
耳の中、鼓膜の内側は全てリンパ液で満たされているのが私たちの耳です。
液体は気圧の変化で膨張したり収縮したりして体積が大きく変わりますので、この時期に気圧にやられる方が増えます。子供も同じで、片頭痛やだるさ、体調不良、集中できなさが上がる子の方が、環境をよく感じている体を持っているということもできます。
暑くて冷たいものをがぶ飲みする時期は水分過多になりやすいので、水分の排泄が大切。耳から首筋のマッサージにも効果があります。
まず耳介(耳たぶを含む耳の出っ張っている部分)を両手の親指と人差し指であちこちつまつまと摘んでみてください。硬い所、痛い所、熱い所などがあったら、そこは滞っているので、「痛みを感じない程度」につまつまともみほぐしてあげてください。
耳たぶ裏の耳の付け根から首筋を通って肩までのラインは、耳の水分排泄ラインです。これも固くなっていないか、痛くないか、撫で下ろしながら触ってください。
いや、もっと痛いところはこっちの方、など見つけたら、ぜひその辺も触っていきましょう。後頭部、頭の付け根、肩から背中、あちこちの流れが悪くなっている部分で痛みや硬さが見つかるかもしれません。そこも丁寧に撫でてあげましょうね。
肩から首筋、頭皮の緊張や凝りは、当然耳の周りも固めてしまうので、聞こえの悪さにつながることもあります。聞こえにくさは日々のマイクロストレスですので、こんな風にケアしてストレス減らしましょう。
この時期私がよく使うのはロールオンタイプのハッカ油。
耳から首筋、頭の痛かったところにちょこちょこつけてスーッとさせています。
スーッとすると呼吸も深くなりますよ、お試しください。
不快な時期を快適に。