良いお年をお迎えください

今年いいことのあった人も、そうでなかった人も。
大変なことにチャレンジした人も、そうしなかった人も。
増えること、進むことばかりが良いわけではなく、減らすこと、止まること、やめること、手放すことから見えて来るものもたくさんある。
自分のために何ができるか。他の人のために何ができるか。社会のために何ができて、地球のために/環境のために何ができるか。そんなことを考えてみることも、あなたの中で様々な変化を起こすことになります。

私の2019は、前半が修士論文でぎっちりしており、記憶も多少いい加減です。
トレーニング機もいくつか行方不明で、どなたのお家にあるのかしら、と(これをお読みでトレーニングが終わっているのに機材がまだおうちに残っている方は着払いで送ってくださいね)。
後半は博士課程のことを考えたり、初めて学会でポスター発表をしてみたり、吉祥寺センターを引っ越すことになったりと、また変わらぬ忙しさでやっぱり記憶がいい加減です。人は忙しすぎると注意欠陥の度合いが酷くなる、というのはこの一年の実感でした。

発達凸凹の子たち大人たちに加え、ギフテッドのお問い合わせが増えました。
一人一人の興味があまりに違いすぎるのでグループにすることは相当難しいのですが、学校に行ってなかったり行ってても退屈で死にそうな子たちには、個別で来られるようにスケジュールを見直し中です。

大人も子供も、ストレスケアと聴覚過敏のお問い合わせが多い年でした。
自分のストレスに気がついていないくらいくたびれていて、なんとなくここを見てくれて来てくださった方もいらっしゃいます。お子さんのことでいらして、ご本人の方が倒れそうになっている保護者の方にも会いました。

発達の問題も、早期のお問い合わせから中学生あたりがやはりどこにどう問い合わせば良いのか、と迷える保護者がたどり着いてくださることが多かった年です。こんなヘナチョコなHPに来ていただいて、本当に感謝しています。

加齢性の聴覚の翳りについても、そろそろ自分も関わり始めていますので、大きなテーマとしてこれから進めていこうと考えます。なかなか「まだ自分は大丈夫」と思ってしまうので来て下さる方は少ないですが、データを集めていこうと思います。

どうぞ皆様一人一人の来年が楽しいものになりますように。美しい日々でありますように。ホッとできる時間がきちんと取れる一年でありますように。

みみいくトマティス聴覚トレーニング 代表 二村典子

追記 新年は1/4から開けます。