感覚過敏の子は通学環境にも注意しましょう

受験シーズンです。
今受験の子たち、頑張ってください。母・父たちは美味しいものを作ってあげてくださいね。
来年受験の子たちとその親御さんたち、そろそろそわそわですね。

受験する学校選びには色々なカギがあると思います。
学校の教育方針、雰囲気、共学か別学か、好きな部活のあるなし、家からの距離、選べる授業の幅広さや偏り、制服のあるなし。。。

感覚過敏の子たちにはこれに付け足してあげたいのが、通学環境。
バスや電車がうるさくて乗れない、臭くて乗ってられない、息苦しくて途中で降りる、そんな子たちもいるのです。不登校でご相談を受けた子の何人かから苦情として聞きました。

実は私もそうでした。小四から高校までは、家からバスで駅まで10分、そこから歩いて20分の学校に通っていたのですが、バスに酔うんですね。特に蒸し暑い雨降りの日なんて最悪でした。しかもそういう日はバスも渋滞して駅まで20分から30分くらいかかってしまい、我慢して駅に着いた時にはもうヘトヘト。帰りのバスでも気持ち悪くなって途中下車したことも何度もありました。

私は中学の終わり頃に「もうこれ以上バスに乗りたくない」と思って、家を早く出て歩いて学校まで通う、というチャレンジをしました。最初は駅まで40分くらいかかりましたが、静かな住宅街を朝歩くのは気持ちいいと実感し、次第にタイムを縮めて駅まで徒歩25分くらいに。渋滞するバスより優秀な感じになり、高校卒業までそうやって歩いて通ってました。

学校見学は大抵土日か休日です。
「この学校いいな」と思ったら一度ラッシュ時に乗るとどんな感じか、早い時期に確かめてみることをお勧めします。