養護の先生との話し合い

今日は公立小学校養護の先生とお話しさせて頂きました。

養護の先生方には本当に頭が下がります、いつも子どもたちのことを見守り、気遣い、考え、育てていらっしゃる。学内で、勉強以外の、気持ちとか身体とかがきちんと育っているかを確かめる係なんですね。なんだか上手く行ってない子、多分何か(愛情とか栄養とか目配りとか)が不足している子、そんな子たちの様子に敏感に気がついていらっしゃいます。

子どもを通じて親と生活が見えて来るけれど、じゃあ養護教諭から何ができるか、と歯がゆい時もあるそうです。

聴覚過敏で苦しんでいるんじゃないかなと思われる子は、普通の公立小学校一校にやはり何人かいて、人数の多い小学校だとそういう子たちに静かな場所も提供してあげられず、先生としてもとても心苦しい時があるのだそうです。それは本当に子どももツラいし先生もツラいだろうなあと思いながらお話し聴かせて頂きました。

働くお母さんたちの割合が増えたことで、子どもたちの生活の部分の教育が足りなくなっている、けれどそれをお母さんたちに押し付ける時代でもないと思う、と言う話をしながら、では私に、そしてトマティスメソッドにできることは何だろうか、と考えさせられた夜でした。