耳から暗記するのが向いている人と向いていない人がいますね。
向いていない人と自分で思っている人、またはウチの子向いてないと思ってる保護者の方。耳から暗記しにくいことには理由があるのです。
まず、聞くことへの集中と集中の持続が弱い可能性です。視覚刺激に脳が反応し過ぎても、聞くことへの集中が落ちますし、触覚などの感覚刺激に囚われていても、やはり聞くことに集中しづらくなります。
脳の飽きっぽさも原因の一つです。楽しいことの暗記は何の苦も無いことですが、好きでも無い科目の、しかもこの先使うかどうかわからないような事柄の暗記に取り組むには、独特な折り合いと言うか努力が必要です。昔はコレが「勉強」の大部分だったのでそこを通ってきた大人はあまり気が付いていないのですが、これほどたくさんの情報がどんどん生まれて流れている時代に脳に退屈だけど付き合いなさいと命じてもなかなか言うことを聞いてくれません。
じゃあもうそんなことしなくていいのか、と言うと、古い体質の残っているシステム(会社とか人間関係とかコミュニティとか)に入る時には、やはり求められる力かも知れないので、できるようになっておくことはできないよりは良いようです。
聞いて、覚える。この「聴覚情報認知と記憶」のループはトマティスのトレーニング機材で簡単に鍛えられます。普通に聞いている時より骨伝導スピーカーから身体に直接響くので脳が入ってきた音をキャッチしやすく、またトマティスゲーティングの働きで脳がよそ見をしにくくなります。緊張させっぱなし集中させっぱなしではなく、緩急をつけて聴覚神経と脳が休むタイミングも作ってくれるので、集中持続時間が確実に伸びます。
私もテストのために大量の知識を入れる必要があった時には、トマティスのトレーニング機材を使って、自分の声で脳に暗記内容を叩き込んで無事合格しました。
受験生、試験のある大人の方、暗記で困っているなら試してみませんか?自分の声での記憶はとても明瞭に残りますよ。