この本は、生徒さんの保護者の方から頂きました(Rさんママありがとうございます)。

発達障害キッズたちへの身体からのアプローチとして丁寧に書かれた本です。
整体の先生がお子さんの発達障害に対してアプローチし改善したことが、他の子にも通じるとどんどん広まり、「療育整体」というとても素敵な援助の方法を考えだしてくれました。

無理なく、大変でもなく、ちょっとしたことだけれどこんなふうに効果があるんですよ、と丁寧に書かれた本。今センターにある本の中で一番貸出希望が多いです。

今は子どもたちや大人の多くの「人と違うこと」や「うまく行かなさ」が「発達」のラベルを張ることで説明されてしまっている時期ですが、この先もっと違う説明になっていく可能性があります。
私としてはもっと「感覚の問題と不具合」に落とし込んで、解決していくことが一般的になっていったらいいなあと心から望みます。

 

「療育整体 勝手に発達する身体を育てよう!」松島眞一 花風社