去年の八月後半に、一年で学生生徒の自殺率が一番高いのは9/1だ、と言うショッキングな統計結果が発表され、ニュースとなりました。
9/1が始業日ではない学校が今年なんとなく増えているとしたら、このニュースのせいかしら、などと思います。それは大人の欺瞞ですね。子供たちにとって、長い休みの後の初日が一番プレッシャーが強くなってツラい事にはかわりありません。
それは「朝」みたいなものです。
学校に行かなくちゃと思う。みんなは行っている、行かない自分はだめだと言う気持ちもある。行かない事で親が困ったり怒ったり悲しんだりしていることも解っている。解っているんですよね、行くことが正解ってことは。それを月曜から金曜、土曜まで繰り返して、ヘトヘトになっているのが、学校に行ってない/行かない/行けない/行きたくない子どもたちです。
夏休みの間にこのストレスは下がります。みんなが学校に行かないからです。
そしてまたそれが始まるのだと言う日が近づく8月10日過ぎ辺りからプレッシャーは始まり、9/1がピークです。
子どもたち、無理なら休もう。この1日は、あなたの命を引き換えにするほど大切な日ではないから。
保護者と先生、死なれて初めて「そんなにツラかったなんて」と言わないで済むように、少し考え方を変えませんか? 自分1人で一生懸命な子どもたちの頑張りを認めてあげてください。
9月上旬、学校に行けない、行きたくない、そんな子供と保護者のために、麻布センターと吉祥寺センターを時々解放します。親子揃ってトマティスの聴覚トレーニングで心身リラックスしにいらっしゃい。下手な考え休むに似たり、です。思い詰めても答えは出ません。ゆったりした気持ちを取り戻せば、良い考えも浮んできますよ。
ご希望でしたらmimiiku.tomatis@gmail.comまでご連絡下さい。