梅雨時の身体と耳と声

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水気の多い季節は体も心もじめじめ下がり気味になる人がどうしても多いですね。
空気が湿気っていると、入力出力共に音の伝わりも悪くなります。
水分を多く含んだ空気が重いからです。
さらに気圧が低いと体内の水分量が増えたり、代謝が悪くなったりします。思っているより身体か冷え気味なのもこの頃です。
気持ちもそれらに引きずられ、冴えない、元気が出ない、だるい、と感じることが増えます。お日様がパーッと照らしてくれればまた気持ちも晴れるのですが、何日も曇りか雨だとくらーい感じになりますね。

楽器の音も冴えない時期です。木でできているものは、木の湿度が上がって膨れます。さらに弦も、金属でもプラスチックでも羊の腸などでも、やはり湿度の影響を受けます。太鼓の皮も緩みますね。中の空気も動きにくく、秋晴れの日の音と比べると渋ーい感じに。

人の声も当然そうです。乾燥した喉ではガサガサゲホゲホとなりますが、身体のコントロールも少しだけゆっくりになる、耳で音を聴くことも、自分から声を出すこともゆっくりになる、そんな季節です。
えい、負けるものか!! と元気を奮い立たせるのも1つの方法です。
季節に逆らわず、大気とともに生きると決めて、この時期を静かに過ごすのも1つの方法です。
環境と自分を無視するより、今の状態と共に過ごす方が楽な生き方で、私はそちらが好きです。