斜めになる、持ち替える

子どもたちの勉強姿、大きくなっても時々チェックしてあげて下さい。

私の息子は6年のある日気がついたら鉛筆の持ち方が違ってしまっていました。中指に載せるではなく薬指に載せる持ち方になってたんですね。

あれれ、と思って言いました「持ち方、違っちゃってるよ。戻しなよ」。

すると息子は「だって、こっちの方が持ちやすい」と返事。今もそのままそんな持ち方で過ごしています。

慣れている状態が、脳にとっては自然で快適です。たとえそれが外から見て「???」な姿であろうとも。

以前来ていた高校生で、ノートを45°斜めにして書く子がいました。当然身体もねじれていて苦しそうなのですが、ノートを身体に対してまっすぐに置くと「えー、書けません。斜めになっちゃう」。書く時にはこの角度、と言うのが染み付いてしまったんですね。

そしてつい最近、小学生でノートが目立って斜めになって来た子を見つけました。

まっすぐに置き直してみましたが、「うわっ、気持ち悪い。書けません」とのこと。

だって君、バイクでカーブを曲がる時みたいな姿勢でノート書いてるよ、と言いましたが、「???」でした。どんなコトバが彼女には響くかな、ゆるゆると直して行こうと思います。

と言う訳で保護者の皆様、時々姿勢と鉛筆の持ち方はチェックしてあげて下さいね。そこが過剰な疲労と繋がり、勉強嫌いになって居るかもしれないのです。