人は誰でも褒められたいものです。
特に子どもたちは、褒められることで意欲が湧いたり幸せになったり安心感を感じたりします。

なので、できるだけ子どもは褒めたいものなのですが、褒めにくい部分もたくさんあります。
他の子に手を出しちゃったりすることは、なかなか褒められません。
傷つくようなひどいことを言ったりするのも、褒めてはもらえませんね。
ダラダラしてたり、大人の話を聴いていなかったりするのも、褒められにくい。
目つきや表情でも、子どもにそんな意図がなくても、「そんな顔しないで」とか「そんな目でみちゃだめ」なんて言われることもあります。

言われるだけじゃなくて、怒られちゃったりもしますよね。
禁止禁止と言われると子どもだって反発します。おとなに力比べを挑んできます。
さらに、何やっても褒めてもらえなーい、なんて気分になると、小さい子でも「生きるの大変」なんて感じちゃいます。

しちゃったことを怒りがちな保護者の方は、「しちゃう前に止めて、しなかったら褒める」というのをやってみると良いでしょう。

褒められれば、子どもは嬉しい。嬉しいことはもっともっとと求めてきます。
保護者も褒められることをしてくれれば嬉しい。もっと褒めたいきもちが湧きます。

ここで焦ると「もっと褒められるようになって」とコントロールしちゃいますが、焦りは禁物。

ちょっとでいいんです。少しずつ。

褒められたい気持ちと褒めたい気持ちをお家の中でうまく満たしていきましょう。