聴覚が正常であっても、聴覚からの情報処理に困難があると、なかなか人の話に集中できなかったり、話を聞きながら理解できなかったり、聞いてもすぐ忘れてしまったりしてしまいます。
話す時も同じで自分の話していることに集中できなかったり、話をしながら次のことが考えられなかったり、話し終わった時になんの話をしていたのだろうかという気分になることもあるようです。
大人でも子供でも、このAPD Auditory Processing Disorders 聴覚情報処理障害を持つ人はいます。日常生活で「聴く力」は、大切なコミュニケーションの土台ですので、苦労している人たちが多く、LD Learning Disability 学習障害と判別されている人たちの中にも多く見られます。
アメリカにおけるトマティスメソッドの中心人物のお一人、Deborah Ross-Swain 博士もAPDの本を出しています。600ページの分厚い本なのでなかなかすぐにご紹介はできませんが、少しずつ読み込んでシェアしたいと思います。