こっこの会さんは、埼玉県鶴ヶ島市を中心に活動していらっしゃる発達障害児・者の親の会です。http://tsurugashima.kokkonokai.org
子どもの特性を見守り育む会、と掲げていらっしゃる通り、大変素晴らしいスタッフの皆様が日々ゆったりとした雰囲気で、子供たちとその親達のために何ができるか、どうしたらいいか、考え、働き続けて下さっています。その熱意には頭が下がります。
数年前からちょこちょこ講習会の講師に呼んでいただき、その度に「一緒に何かできるといいね」と話しあっていましたが、今年、生活クラブ生協埼玉のエッコロ基金を獲得なさって、夢が叶う形で6月から来年3月までのコラボが始まりました。
聴覚過敏、聴覚鈍麻(この言葉、もっといい言葉にしたいです)、どちらも聴く力が阻害されています。どちらであっても日常生活はとても辛くなります。
そんな子達の聴覚へのアプローチ。
まず聴覚を調べ、今、自分の耳が(お子さんの耳が)どんな状態にあるのかを知ってもらい、聴覚のために自分がどれ程大変か理解してもらうこと。
次に、フォーブレインという「自分の声で自分の耳と聴く力をアップする機器」を貸し出し、4から7週間ご自宅で毎日自分の声とつき合う時間を作ってもらうこと。
最後に、また聴覚を調べ、(1)聴覚に変化は出たか、(2)聴く力に自覚的に変化は出たか、(3)聴く力に周囲の感触として変化は出たか、(4)気持ちに変化は出たか、などを伺います。
最終的には全員のデータを取りまとめ、来年3月に発表会を行います。
聴覚チェック機は重たいのですが、毎月持って出かけます。とてもワクワクするチャレンジです。
こっこの会の皆さん、どうもありがとうございます。3月までどうぞよろしく。