様々な言語背景を持つ子どもたち

トマティスメソッドはワールドワイドなメソッドですので、様々な国から今日本に来ているご家庭からのお問い合わせをいただくことがあります。
「自閉スペクトラムである」「ADHDである」「言葉が出ない」「コミュニケーションがうまくいかない」。。。
お悩みは世界共通です。

お問合せがあった時、まず確認することはいくつもあります。
日本語がわかる人が家族にいるか
そのわかる度合いはどれくらいか
英語のわかる人は家族にいるか
そのわかる度合いはどれくらいか
家庭内では主に何語が使われているのか
家庭以外ではどんなところで何語で関わって貰っているのか
その子をこのままずっと日本で育てるのか、母国へ帰るのか

家族に日本語がわかる人がほとんどいないのに日本語で教育や療育を受けることは、定型発達の子でも難しいなと感じることが多いです。宿題など手伝える人が家にいないことになりますし、教育は価値観まで含むものですから、ある程度親と学校の価値が近い方が子供が楽です。

様々な理由で、様々な場所で困っている子たちに、微力ですがなんとか手助けできるように、と日々を過ごしています。