トマティスとADHD/ADD

本社ホームページ「Attention 注意・集中」より

注意・集中とは、外的刺激および思考に対する意識の選択と持続の能力です。それは届けられた情報がどんな形であれ受け取る神経システムを有効にする、一般的な覚醒や警戒状態と対応します。注意・集中の困難は、課題・仕事を終わらせるまでの間、集中できない子供にも大人にも苦痛の種です。たとえそれが少しも知的努力を必要とせず、ルーティーンだったり、慣れている仕事(たとえば仕事の修正やコピー)だったとしても。

注意・集中力は、複数の情報や課題に対して、個人の注意・集中を同時に分けられる能力です。この注意・集中様式は認知と大きく関わるため、うまくいかないことは、子供たちにとって、大きな困難と苦痛の源となるでしょう。

トマティス®メソッドは、大脳の皮質覚醒という一般的な作用に加えて、選択的注意に非常に肯定的な効果を持つことができます。実際に、トマティス®メソッドはトレーニングで音のコントラストを引き起こすゲーティング®システムを使用し、継続的に自然な形で脳を驚かせる(新しい刺激が好きな脳は常に注意を向けることになります)効果を得ます。

その目標は、本来脳が自然に行うはずの「入力刺激の変化を検出するメカニズム」を発達させることです。一度これらのメカニズムが働き始めると、個人は、より簡単に大事な情報に集中し、それと関連する情報を選択し、無関係なことには興味を拒否するまたは少なくとも区別することを、決定できるようになります。

この理由から、トマティス®︎メソッドは、多動性の有無にかかわらず注意欠陥障害(ADD/ADHD)を有する子どもおよび成人を支援する、注意・集中不足に対する補完的なアプローチであると言えるのです。