春休みに宿題を出すことが割と普通になってきている気がします。
本当はそんなことして欲しくないですね、休みって書いてあるのに休めないじゃないですか。

会社が育休を取る父たちに「じゃあこの休み中にこれとこれの勉強しておいて」と言っちゃうのもこの悪しき習慣が浸透してきている結果です。いや、逆かな。会社の人たちの「休みなんだから普段できない勉強をする時間も取れるはず」という思いが文科省に浸透してきてしまっているのかも。

人は、特に子供は、しっかり休む時間が必要です。
楽しいことでいっぱいになって、ヘトヘトになるまで遊ぶ時間が必要です。
学校時間は「じっと座って考える」ことの多い時間ですから、学校のない長期休暇は「じっと座る時間をギリギリまで減らして」「頭より体を使う」時間にしたいものです。

私の息子は中学高校と近くのインターナショナルスクールに通いました。
親子ともに1番のカルチャーショックは「夏休みに宿題が出ない」ことでした。
年度の切れ目なのだから当たり前と言えば当たり前ですが、6月末から9月頭まで完全に宿題なし。
えーっ、それってどうなるんだろう? と流石に心配した母は夏休みに彼の観察を試みました。
6月末辺りは親が長期の旅行(できれば海外)に連れ出し(チケットも宿泊も安い時期ですので)、7月半ばからは本人が卒業したインターナショナル幼稚園のボランティアでちびっ子たちと英語で過ごす時間を取って、としていましたが、8月に入る頃に息子からお話が。
「英語の力が下がってきた、なので英語の本を買って下さい」
うーん、真面目だな君は、と感心しましたね。

自分の話が長くなりましたが、英語の諺 “All work and no play, makes Jack a dull boy”(日本語だと「よく学びよく遊べ」と訳されることが多いです)は英語圏では生きていて、日本では「よく学びよく遊べ」が薄れてきてないか、という話。

新しい年度が始まります。
親も仕事いっぱいしてますので、子供達にも勉強とかで働いててもらって方が安心だったりしちゃいますが、お互いしっかり休みましょう。
親から見ても多すぎるなって宿題には(学校と塾のダブルになったりするわけですし)、どこかで「多すぎませんか?」って言うのもすごく大事なのでは、と思う春です。