母も人間ですので体力には限界がある、と言う事に、なかなか子どもたちは気づきません。

抱き上げてくれた小さい頃と同じ気持ちで飛びついたり絡み付いたりよじ上ったり、彼らとしては素直な愛情表現なのですが、しかし彼らが一年一年成長し大きくなるのと同時に、母たちは一年一年年を取っています。小学校半ば過ぎの大きな子たちが母の肩車を求め、母たちが肩や首の筋を違えそうになっているのを見て、何処で止めれば良いか解らなくなっているのかもしれない、と先日気づきました。

母に登って良いのは20キロまで、と早いうちに体重制限を作っておくといいと思います。それ以降は一緒に座ってしっかりハグとか、背中合わせでぐりぐりしたりとか、膝枕とか、そんな風に決めておきましょう。

子どもに発達の問題があると、色々ツラいかなあ、我慢させてるのかなあ、と母たちはつい思いがち。それの穴埋めになるのなら、と人間ジャングルジムみたいになる事を我慢して許しちゃうことがありますが、母も人間です。体力の限界はあります。
無理しないで、我慢しすぎないで、自分も楽しく一緒にいられる方向を探りましょう。50キロとかになって肩に登りたいって言われても、それは絶対に無理じゃないですか、ね。