もう少しで完成する私の修士論文、タイトルは「自閉スペクトラム症児・者のクオリティオブライフに対するトマティスメソッドの有効性」と言うものです。
自閉スペクトラム症について、その研究の歴史から特性、現在の研究、療育の方向性、当事者研究からクオリティオブライフ阻害要因などを資料や参考文献を使用して説明し、トマティスメソッドのトレーニングの理論と仕組み、耳と脳神経科学の現在の知識、トマティスメソッドの先行研究を分析して、さて、どんなことにどう効果があると言えるのか、と語っております。
考え始めたのは2018年の一月、書き始めたのは九月。こんなに長い時間をかけて一つのものを書くのは初めてですし、論文であってエッセイではないので、どこまでもエビデンスがきちんとしている状態で進めるスタイルも初めてでした。

ゴールデンウィーク明けに口頭試問も終わり、先生方からOKもいただき、後は細かい直しだけで提出できそうです。