嫌な声と言葉は耳に残り脳に残る Zさんのケース

人から受けた嫌な声と言葉は耳に残りますね。そして記憶=脳にも残ります。
パワハラ、いじめ、虐待。
これらは人から受けた嫌な声と言葉がリピート再生されてしまい、何度も何度もあなたを苦しめることが多いと思います。

まずは深呼吸。
大きく息を吐いて、嫌な声を体の中から追い出しましょう。
嫌な思いを抱えさせられている時、体はこわばります。力が入ります。呼吸が浅くなります。息が止まります。
息を吐いて下さい、大きく。筋緊張が解けてきます。
一度でダメなら3回、大きく吐きましょう。
呼吸に意識が向いてきたら、今度は大きくゆっくりと息を吐いて下さい。ゆっくりも大事です。ゆっくり吐こうとする時は筋肉のコントロールですので、自分の体を自分の意思で動かせるようになってきます。吸う息も大きくゆっくりにしていきます。

体が緩んでくれば、頭の中の声と言葉は少し小さなものになるでしょう。

トマティスのトレーニングでは美しい音楽で耳と脳をいっぱいにして、嫌な記憶や思いを押し流していきます。
あなたがあなたらしさを取り戻すまで。
まだ知らない生き生きとしたあなた自身と出会うまで。

パワハラを受けて休職するかしないかギリギリのところにいたZさん。
センターに初めて来た時は、声も弱々しく、呼吸も止まりそうでした。
聴覚トレーニングと同時に呼吸のトレーニングを初回から行い、毎日一度は深呼吸の時間を持つように約束。
mimiikutomatisのインスタグラムで夕陽を見ながら1分呼吸のシリーズがありますのでそれを紹介したところ、しっかりはまってくれました。
パワハラをした上司の元は部署替えで離れたこともあり、徐々に回復。
疲れているかどうか自分で感じられるようになり、疲れた時は休むこともできるようになり、休職せずにお仕事を続けられました。