子どもがお稽古事を辞めたいと言ったとき、なんか親って焦りがちですよね。
「始めたばっかりなのに」「あんなにやりたいって言ったじゃない」「続けるって約束したよね」
この焦りって何かしらと考えてみました。
①根気のない子になってほしくない
スポーツ系のお稽古だと特に多いかなと思うのですが、やり抜くことに意義があるはず、継続が力だったりするはず、という大人の思いが焦りの底にありそうです。これがダメなら次もダメかも、もっと色々辞めたいって言ったら、勉強や学校まで辞めたいって言い出したらどうしよう? ってところに不安や恐怖も潜んでいそうです。
②手間とお金の問題
子ども本人は「やりたーい」「やめたーい」と好きに言っていればいいですが、保護者は色々調べて、手続き踏んで申し込んで、送迎手順も考えて、と結構手間がかかっています。この保護者の手間に対して「ありがとう」など子どもからの報酬が足りないと、ムッとしますね多分。それからお金のこと。初期投資として色々揃えたりするのに結構なお金がかかりますので、「ちょっとあんたその揃えたセット、どうすんのよ」と怒りたくなる気持ち、わかるなあ。入会金が高いものも同じ理由で怒っちゃいますよね、お疲れ様。
③親の夢だったりするとちょっとこじれやすい
最近はあまり聞かれないですが「これ、ママの夢だったのよ」「パパも昔やってたんだぞ」、こんな思いがあると子どもが辞めたいって言った時に「自分の夢を拒否された気持ち」が湧いてしまって、ちょっと強めに「なんで??」と感じてしまいます。その怒りは、純粋に今ここで子どもが言ってること以上に強くなりがちです。
何がやる前と違ってたのかとか、まずは聞いてあげましょうね。
ちょっとしたことかもしれないし、割と大きなことかもしれません。
どんどん気持ちが変わる子かもしれないし。
聞いてみないとその子がどんなふうに感じているのかは分からないです。
「うちの子言葉にしてくれなくて」というご家庭は、こういう時こそチャンスですよ。
モヤモヤを一緒にああでもないこうでもないと言葉にしていってあげましょう。
図にしたり、絵に描いたりして、眺められるようにしてもいいと思います。
行きたくない本人を連れていくのもまた相当なストレスですので、諦めるのも大事。
おどしたり、お菓子で釣ったりして通ううちに慣れて楽しくなることもあるとは思いますが、それはそれで結構大変。
子育ての大変さをそこで増やさなくても、と私は思います。
体験談として。
ウチの息子は割と一途な人だったので、幼稚園時代から高校までずっと続けたお稽古が三つ。
それ以外にはほぼよそ見せずというタイプで親として楽でした。
私自身は。ピアノ、お習字、英語、水泳、どれもやりたいと言った割にほとんど続きませんでしたね。
練習もせず行きたくなくなり、親に怒られて先生のところに行き、叱られてさらに嫌になり、と楽しくない思い出。
親には申し訳なかった、と今は思ってます。