暑い暑い東京の夏も、ようやく緩んできたところです。
7月半ばから東京のCOVID-19患者数がまた上がり始め、8月末になってもう少しで安心できるところにたどり着けるか、というところ。直前2週間は子供達が夏休みだった影響もあったと考えると、私の中の「ちょっと安心できる基準 :1日の患者数100人を割る」のには、もう少しかかるのかもしれませんね。

現在は「お互いの感じる怖さで対面かオンラインか決めましょう」とクライアントさんや新規打診の方々にお伝えしています。

この「お互いの感じる怖さ」も本当にお一人お一人違います。全員がテレワークで二週間ほとんど誰も家から出なかった、というご家庭が一番「新しい他者に会うこと」に対しての警戒が強くなっているようです。家族の誰かまたはご本人が公共交通機関を使って毎日またはほぼ毎日通勤・通学している、というご家庭はもう少し新しい他者に会うことに寛大ですね。

どちらがいいとか悪いとかは全くありません。一人一人の感じる怖さに従って、自分の安心安全感を守れる生活をしていくことが、COVID-19収束まで必要な行動です。

そして拾ってしまったとしても、手洗いマスクをきちんとしていたのなら「かかる時はかかっちゃうんだなあ」と受け入れ、全力で回復に向けてしっかり体を休めてあげるのが、メンタルに対してベストだと思います。

8月は、国内色々な場所にいらっしゃるクライアントさんと、オンラインで顔を見ながらお話しました。直接会うのとはまた違う幾つかの良いポイントも見えました。何より始める時の疲れ具合が違いますし、緊張の度合いも違います。
これはこれでとてもいいものだ、と実感した8月でした。

9月も、1日の患者数が100人を割るくらいまで、対面を減らして行きたいと考えます。

聴覚チェックは機材を直接ご本人に装着して調べるものであるため、対面でないとできないのですが、今まで遠隔地や来られない事情のあるクライアントさんに関しては、丁寧にメールのやり取りや電話で様子を伺いながらトレーニングを実施しています。効果のある無しは、対面で行なっているトレーニングとそんなに違わない、というのが私の実感です。ご安心を。

9月もお互いに自分の安心感を守りつつ過ごしていきましょうね。