毎月大人の方もご相談にいらっしゃいます。
ご自身の聴こえ方、ご自身の気持ち、ご自身の声、様々なテーマで検索し、私のところにたどり着いてくださった方ですから、旅人をもてなす気持ちでお茶とお菓子をお出しし、じっくりお話を聴かせていただいています。
初めて一人で対応させていただいた大人の方は鬱っぽさを抱えていらっしゃいました。
私の夫の音痴はトマティスと発声でほぼ完全に治りました。
英語資格試験のリスニングだけが伸びない、といらした方も今まで結構おられます。
ストレスが耳に出て、聴覚過敏を起こしていらした方もおられました。
あがり症を治したいと来た方も何人も思い出せます。
集中力をあげたい、大人の発達障害で色々苦しいのをどうにかしたい、子供時代のトラウマが苦しい、大きな人生の節目をうまく乗り越えたい、、、。
お一人お一人じっくり付き合わせていただきました。
呼吸ができないことは大きなストレスです。発声は呼吸を楽にしてくれます。
聴こえる音や声が恐怖だったりストレスだったりすると一日中体がビクビクしてしまうので、快適に聴こえる音を増やすことは、ストレスを下げます。
自分の声をよく聴くことは理解、集中、記憶にとても大切ですので、聴こえをよくすることは不安感を下げてくれます。
皆さんお元気ですか? よかったら写真の海を見ながらアイスクリームなど。
大学院での臨床心理の勉強も3年目に突入しました。ここまでの二年分の知識は、ご相談にいらっしゃる子供達、母たち父たちきょうだいたち、そして大人の方々の理解に大きく役に立っているなあ、と感じています。
知識が増えることは自分の力量の限界が分かることです。この方の力になりたいけれど今の私には無理であると残念ながら感じた時には、正直にその旨お伝えしています。
もっと、もっと力をつけたい。今月から始まった実習先の先生方が素晴らしい力量の経験者ですので、この一年学び、育てていただこうと思っています。